加熱式たばこで歯茎が痛くなる?の真相

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アイコスの煙

紙巻きタバコから「IQOS(アイコス)」をはじめとした、加熱式タバコに切り替えてから、「歯茎が痛くなった」という情報がネットでも話題となっています。

その真相についての歯科医師の方が、週刊ダイヤモンドオンラインで語っています。

記事によると、IQOSに切り替えてから、歯科医院に歯茎の痛みを訴えてやってくる人が増加しているとのことです。

彼らの訴えは、「iQOSを吸い始めたら、歯茎が痛くなった。ひどいときには出血もある」「iQOSに替えたら歯周病になってしまった」といった具合である。

歯茎が痛い理由

次世代のタバコと言われる、加熱式タバコは、紙巻きタバコに比較すると、副流煙が少なく、有害物質も9割削減されています。

従来の紙巻きたばこと異なり、タバコの葉を燃やさないため、有害物質の一つである「タール」が出ないことが特長です。

それにもかかわらず、なぜ、加熱式タバコに切り替えると歯茎が痛くなるのでしょうか。

その理由は以下の通りです。

実は、タールは身体に有害作用を示すその一方で、「炎症を抑える作用(抗炎症作用)」や「抗ウイルス作用」を持つ成分であり、それ故風邪やインフルエンザに対し予防的、および治療的作用があるのである。

タールに炎症を抑える作用があるため、炎症が起きても気づかない状態だったのが、加熱式タバコに切り替えたことにより、歯周病などによる炎症に気づくようになったということです。

「アイコスを吸ってから歯茎が痛くなった」という方は、原因は喫煙かどうかはわかりませんが、もともと歯周病を持っていたということでしょう。

完全禁煙するべき?

記事の中では、歯科医師の意見として、歯周病の治療・予防のためには、加熱式タバコを含めて喫煙を完全にやめるべきと言っています。

LEDランプ

たしかに、加熱式タバコも有害物質が90%以上削減されたとはいえ、10%程度は含まれているわけですし、歯周病の原因物質も含まれているはずです。

歯周病の完治を目指すならば、完全禁煙するしかないかもしれません。

記事の中でも以下のように書かれていて、禁煙の第一歩としては加熱式タバコをよい選択ではないでしょうか。

 しかし、喫煙がなかなか止められずに苦しんでいる人にとっては、本人の判断で禁煙の第一歩として次世代タバコを代用することは、紙巻きタバコを吸い続けるよりは良いと考える。禁煙を最終目標として次世代タバコを利用するということであれば、従来の紙巻きタバコを吸い続けることから考えれば、本人の口の健康、そして身体の健康にとっても望ましい選択であると考える。

まとめ

「加熱式たばこで歯茎が痛くなる」の真相は、加熱式タバコに切り替えたことにより、タールによる抗炎症作用がなくなったために歯周病の炎症に気づくようになったためです。

完全禁煙の第一歩として、アイコスなどの加熱式タバコを試すのは、おすすめです。