はじめに
11/16、国民生活センターは、乳幼児の加熱式たばこの誤飲に注意するよう呼びかけました。
これまでの紙巻きたばこでも、乳幼児の誤飲事故というものはときどき発生していました。
加熱式たばこは、紙巻きタバコよりも、より短いものが多く、誤飲しやすいという。
国民生活センターの注意勧告
国民生活センターによると、日本たばこ産業(JT)など3社が販売する加熱式たばこ計12銘柄について調査。長さは24~83ミリで、乳幼児がのみ込んだり、窒息したりする危険性を判定する試験器を使って調べたところ、そのうち9銘柄は3歳児未満の子どもが誤飲する恐れがあるサイズだった。JTなどによると、各社の代表的な紙巻きたばこは長さが83~99ミリという。
加熱式タバコは、紙巻きタバコよりも長さが短いので、乳幼児が誤飲しやすいとのことです。
また、消費者庁のツイッターでも、以下の通り注意を呼び掛けています。
加熱式タバコのタバコ葉を誤飲する事故が発生しています。タバコ葉は子どもが簡単に口にできる容器に入っており誤飲するおそれがあります。本体や容器は子どもの手が届かない所に置き、捨て方にも注意しましょう。#アブナイカモhttps://t.co/L95bVcXlpZ
— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) 2017年5月2日
誤飲した場合の対応
加熱式タバコは、紙巻きタバコとは成分が異なりますが、乳幼児にとっては有害な物質が含まれています。
国民生活センターは、誤飲した時は水などを飲ませずに、すぐに医療機関へ行くよう呼びかけています。
業界には、スティックなどが入った外箱の構造について、子どもが取り出しにくいように改善することなどを求めています。
まとめ
国民生活センターによる、加熱式タバコの誤飲に関する注意勧告が出たということは、加熱式タバコがそれだけ普及し、身近なものになっていることの表れと考えられます。
身近なところに危険が潜んでいるということを忘れずに、かわいい我が子を危険な目に遭わせないように注意をしましょう。